チビツーの変化とエビリファイの服用開始

カナー型自閉症の生々しい実態や療育の現実については、本サイトの趣旨からは外れるのであまり触れないようにはしていますが、補足説明的に綴っておいたほうがいいかな?と思ったこともあるので、(あまり大々的には表立たせずに)日記として残しておくことにしました。

 

チビツーの変化と”易刺激性”

2020年、年明けからしばらく経った1月中旬、突如としてチビツーが今までに無かった激しい癇癪を起しました。不快感極まりないといった表出で、半ば狂乱じみた怒りと悲しみを同時に吐き出したような泣き声でした。

元々激しく泣くようなことは珍しいことではないのですが、怒りを伴ったような泣き声は初めてでした。その場は30分ほどで落ち着いたのですが、理由も原因もわからずじまいでした。

 

Canon EOS 5D Mark IV f/2.8 1/800sec ISO-500 35mm

それから数日後にまた同じような癇癪を起こしたのですが、次第にその間隔が短くなり頻繁に表れるようになりました。

短ければ15分ほどで落ち着くのですが、通常は30~40分程度、稀に長いときは1時間近く落ち着くことがありません。昼夜を問わずで、就寝間際だとチビワンの睡眠に影響をきたしかねません。

場所を変えて場面を切り替えるなどすると落ち着くこともあるのですが、なかなかピタリと止まることは無く、次第に普段から常に不機嫌で悲しげな声を出すようにまでなってしまいました。

こんなことがあったために、子供たちとお出かけすることに関して少々ネガティブな感情を持ってしまったのも事実です。

そして日に日に悪化してきているようにも思われたので、すぐに療育センターの主治医に相談することになりました。

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/4 1/160sec ISO-100 39mm

先生曰く「成長に伴い周囲の物事に敏感になってきたのではないか」と。元々自閉の子は「物事の予測」をする能力が弱く、普段と違うちょっとしたコトが「いつもと違う」ということで不快に感じることが多々あります。それが成長によって敏感になってきた(易刺激性という言葉がよく使われるそうです)のではないかと、ということです。

いわゆる難しいお年頃、になってきたのでしょうか?

「変化」には違いありません。先生も「成長による変化」とポジティブな見解ではありますが、そうだとしても成長したがゆえに親子ともに負担が大きくなるというのでは親としては少々複雑な思いでもあります。

 

 

抗精神病薬”エビリファイ”

そして先生との相談の結果、チビツーに処方されたのが抗精神病薬「エビリファイ」。自閉スペクトラム症の子に処方されることが多く、「リスパダール」とともによく耳にする薬です。

専門家ではないので詳細な説明は避けますが、神経伝達物質ドーパミンの分泌を適切にする働きがあるため、チビツーのように極度に興奮状態になってしまうような状態を緩和する働きがあります。(「適切にする」ということで、うつ病の対処薬としても使われるそうです)

私がよく利用しているLITALICO発達ナビのコミュニティでもリスパダールやエビリファイについてはよく耳にしますが、効果のほどは色々。元より劇的な改善は期待していませんでしたが・・・

 

 

Canon EOS 5D Mark IV f/1.4 1/250sec ISO-100 35mm

服用後ですが、狂乱じみた泣き方は当初は無くなったかに思えましたが、ゼロになることはありませんでした。落ち着いたようにも見えますが、何が原因だったのかもよく分からないのでたまたま機嫌が良かっただけなのかもしれませんし。

少し落ち着いた一方で、超ゴキゲンでニッコニコ!といった状態になる頻度も少し減ったような気もしました。これも薬の効果だとしても納得できるものはあります。要はプラスにもマイナスにも激しい感情を緩和するというものですから。

頭では理解していても、やはり少し寂しい気もしますね。

 

やっぱり笑顔が一番

Canon EOS 5D Mark IV f/1.4 1/640sec ISO-1250 35mm

でもやっぱり、薬に頼らず自然な状態で、このような満面の笑顔を沢山見たいという思いはありますね。やっぱり子供は笑顔が一番ですから。

当面は一カ月弱ほど毎日服用して経過観察をすることになりました。その後の状況についてはまたどこかで。