三連休初日。寒い日が続きますが、気温が少しだけ上がる日を狙って、なかなか行けずに温存していた城ヶ島で磯遊びをしてきました。チビツーどんな反応をしてくれたのでしょうか?
城ヶ島なんて私が学生の頃デートで来た時以来(笑)、20年ぶりくらいの訪問になります。まさか20年後に子供たちとオトコ3人旅で来るとは思いもしなかったでしょうね。
目次
城ヶ島公園
基本情報
三浦半島南端に浮かぶ城ヶ島。その半分以上を占めるのが城ヶ島公園です。公園から30mほど下ると岩場に出ることができます。岩礁地帯は磯釣りに適したスポットですが、子供連れだと潮溜まりで遊ぶのに適しています。
詳細は県営公式サイトをご覧ください。
- 三浦縦貫道路を利用する場合、ETCは利用不可です(ただしSuica/Pasmoは使用可)
- 三浦縦貫道路出口はソレイユの丘へのアクセス経路とも重なるので混雑
- 駐車場は第一が最寄り、満車なら第二へ
バリアフリー情報
第1駐車場が公園最寄りですが、障害者手帳/療育手帳等の提示で駐車料金(450円/1日)が免除になります。
駐車場は17時以降は閉鎖されてしまうのでご注意ください。
お出かけ難易度
難易度:★★★★☆(4)
まず水への抵抗が少ないことが前提ですが、それに加えて公園から岩礁帯への昇り降りや岩場・浜辺でのケアにおいてはベッタリになる必要があるので我が家的には難易度高めでした。
虹の歓迎、城ヶ島公園
途中で昼食を済ませながら移動し、駐車場に到着したのは13時。気温もこれから上がってくることを予想し、いざ、城ヶ島公園内へ。ゲートをくぐって出発です。
いくつか分岐がありますが、基本は真っすぐ歩くのが近道です。
チビツーご機嫌は上々ですが、スタート直後から明後日の方向へ(笑) チビワンが連れ戻してくれました。
園内最初はこんな感じ。背の低い松の葉が気になるようですが、トゲトゲで痛い思いをしなければいいのですが・・・
「うっわ!めっちゃ痛いじゃん!」(笑)
ちなみに公園内の通路脇には10万株にもおよぶ八重咲水仙が咲き誇っており、甘い香りが漂ってきます。(見頃は1月中旬~2月中旬)
しばらく歩くと最初の広場に出ます。風が無いときであればここでランチをするのもいいですね。
・・・と思っていたらここでポツポツとお天気雨が・・・これは凶兆かと思いきや・・・
なんと虹が!凶兆一転、吉兆に!?久々の虹でチビワンも大興奮。チビツーは残念ながら見てくれず・・・
綺麗なアーチが見れたのはこの場所ならではでしょうね。幸先の良いスタートと捉えましょう!
展望休憩所からの眺望
公園内には二ヵ所の展望休憩所があります。ちょっと登って周囲を見回してみたいのですが、チビツー登ってくれるかな?
階段に対してはちょいと抵抗気味。チビワンサポートで手を引いてくれましたが、チビツーあまり乗り気ではない??
最上部へ上がってみるもチビツーの反応は今一つ・・・
遮るものが無い360度の景色は圧巻です。
・・・結局この展望台では特に子供たちは盛り上がることもなく(まぁ、そうかもしれませんね)、いよいよ岩場を目指すのでした。
岩礁へ!
ピクニック広場の奥から岩場に降りる階段があります。チビツーちゃんと降りてくれるかな・・・?
少なくとも登りよりはマシだと思ったのですが、チビツーここにきて独歩を拒否!(笑)
ここは仕方なく抱っこで降りることになりました。と言っても5分もかからずに浜辺に出ることはできます。
岩場はゴツゴツして歩きにくく、浜辺も鋭利な貝殻やガラス片などが落ちている場合などもあるので裸足での行動は危険を伴います!
岬には灯台もあるのですが、道のりがチビツーと一緒だと少々険しく、中に入れるわけでもないのでそこまではいかず、近くの潮だまりあたりで遊ぶことにします。
すたすたと歩くチビツーですが・・・
あまりにも物怖じしない歩き方に入水しそうな不安を覚え(笑)、止めに入ります。
潮だまり付近はほぼ貝殻。よく見るととてもきれいです。
チビツー手を伸ばして買いを取ったかと思えば・・・
やっぱり指でトントントントン・・・(通称:指トン)
引きで撮るとちょっと寂しさすら感じます(笑)
ちょっと貝から目を離してもらったところに波が来ました。
じ~~~~・・・っと見つめていました。何か思うところがあったのかな?
噴水だったり、水槽だったり、水の動きはよくじっと見つめていることが多いです。
さてチビワン。
水辺に来て俄然テンションが上がったようです。
イエァ!
やっぱり男の子らしいアクティビティですね。
「カニ!?」
カニを見つけられるかも?という事前情報があったのでもしや?と思っていたようですが、残念ながらすでに息絶えたカニさんでした。。。
やっぱり行きたくなっちゃうよね。
絶対に安全と言えるような場所ではありませんが、いざという時は飛び込める覚悟で見守ります。
潮の味は・・・
「しょっぱ!」
見をもって体験できました。
水に「入っていい?」「入っちゃダメ?」「入って!」の難しさ
着いて早々のことでしたが、迫っては遠ざかる波を不思議そうに見ていたチビツー。
自然と波遊び(波が遠ざかる進み、波が押し寄せると逃げる)という流れになるのですが、やはりチビツーにはその意図がわかりません。
それも当然と言えば当然。
数年前は水そのものをひどく怖がっており、お風呂に入れるだけでも一苦労でした。抱っこしながら10秒、30秒、1分と長くしながらようやくお風呂に慣れ、温泉やじゃぶじゃぶ池でも遊べるようになりました。
それまでのスタンスは基本「入っていい」「むしろ入ってほしい」というものでしたが、同じ水に対し今度は「入っちゃダメ」を教えるというのもなかなかに難しいものでした。
定型発達の子であればそれはその時の状況や親からの指示といったものの「経験」から、ある程度の「予測」ができますが、チビツーにはそういった予測を行う能力が著しく低いのです。
ここでも改めてチビツーとの接し方の難しさの一面を改めて感じたのでした。
わかりやすいくらい楽しんでるチビワン。ちょっぴりホッとします。
波遊びは大体びしょ濡れになるのがオチなので、着替えは必須です。(我が家はいつも二人分の着替え一式を常備しているので常に荷物がいっぱいなのです)
一方でチビツーは少し飽きてしまったのか・・・
海以外のものに意識が行ってしまってきたようです。
この岩場の窪みはチビツーの腰ほどの高さがあり乗り越えることがまず無理なので、ここに立たせるとちょうど潮の出入りが激しい潮だまりの目の前だったということもあり、激しい水しぶきを見ながら興奮気味に見入るのでした。
お土産の貝殻探し
さて、到着したのが午後からでしたので、あっという間でしたが陽が傾いてきました。
ママや女の子のお友達に貝殻のお土産を持っていったら喜ぶんじゃない?とのことで、最後に貝殻集めをすることになりました。
といってもチビツーはジャラジャラ遊びですが、それでも機嫌は悪くないようです。
チビツーはチビツーなりに、この場を楽しめたのかもしれませんね。
最初はどうなることかと思っていたくらいですから、最後にこの笑顔が見れただけでも大成功です。
後ろ髪惹かれる思いですが、そろそろ海岸を後にします。
さて、帰路には最後の難関が待っているのです。
そう!
下りですら拒否されたこの階段!やっぱり抱っこで登らなきゃダメ!?
・・・と思っていたら
まさかのご機嫌モード!
岩場での遊びが楽しかったのかな?(とポジティブに捉えよう!)
がんばれ、がんばれ!
やったー!登頂!(山じゃないけど(笑))
最近思うのは、チビツーは坂よりも階段の方が強いのかな?などと、近日中にリベンジを予定している陣馬山登山のルートを練り直してみようかと思う父でした。
カンパイ!
綺麗な夕陽でした。一人だったら三脚構えてしばらく撮影に没頭したいところです。
入り口まで戻ってきました。お疲れさま!楽しかったね。
振り返って
どうなることかと思い緊張して臨んだ城ヶ島訪問。結果としては大成功でした。
「初めての場所」というのはチビツーにとっても親にとっても意識の有無にかかわらず緊張を強いられるもの。それでもチビツーは初めての場所でも荒れることなくよく歩いてくれるようになりました。それだけで選択の幅が増え、チビワンもただ付いてくるだけでなく楽しめるような場所行くことができます。ありがたいことです。
今回の城ヶ島はチビワンも大満足だったようで、すぐまた来たいとのことでした。チビツーの反応もまずまずでしたので、次は少し早めに、ランチも持ってお出かけしたいですね。
最後に今回チビワンが収集した貝殻たち。なかなかいいセンスしてるね。
さて、次はどこに遊びに行こうか!?