チビワンの「久しぶりに行きたい!」のリクエストを受けて、二年ぶりの国立科学博物館に行ってきました。二年前はチビツーはまだベビーカーに乗っていたのである意味移動はラクだったのですが、果たして今回は・・・?
国立科学博物館
基本情報
上野公園敷地内にある博物館です。1877(明治10)年に創立された日本で最も歴史のある博物館だそうです。常設展と、時期によって展示内容が異なる特別展があります。チビワンの好きな恐竜展なども特別展ですね。現在は「恐竜展2019」が開催されていますが、今回は常設展の利用になります。
■入館料
大人:610円
高校生以下:無料
※障害者手帳提示による優遇(※後述)があります。
■開館時間
通常 9:00~17:00(入館は16:30まで)
金曜土曜 9:00~20:00(入館は19:30まで)
■休館日
毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)
年末年始(12月28日~1月1日)その他臨時休館日あり。詳細は公式サイトにてご確認ください。
バリアフリー情報
■入館料
障害者手帳の提示で、本人及び介助者1名まで無料になります。
■駐車場
障害者手帳の提示で、上野公園第1駐車場が無料になります。無料になるのはここだけです。その他周辺の駐車場でも割引がある駐車場があります。詳細は公式サイトをご確認ください。
お出かけ難易度
難易度:★★☆☆☆(2)
館内ということもあり基本的な難易度は低いのですが、横浜からのアクセス、駐車場の空車状況、駐車場から館内までの距離、炎天下の時期ということもあって★1つ上げました。。。
二年ぶりの “かはく”
チビワンはそこそこしっかりとした記憶があるようですが、当時まだ3歳だったチビツーは恐らく覚えていないでしょう(話せないので確かめる術はないのですが・・・)。
上野駅改札隣にある駐車場からは上野公園敷地内を歩いて博物館に向かいますが、この炎天下の中、なかなかに堪えました。
博物館につきました。早速立派なSLのお出迎えですが、チビワンは鉄っちゃんではないしチビツーは基本的にこの手のオブジェ(?)にあまり興味を持たないのでスルー。SLの向こう側は特別展(現在は「恐竜博2019」が開催されています)への通路があります。
今回我々は常設展への観覧になりますが、常設展は日本館と地球館に分かれており、一番わかりやすい概略図がコレ。子供たちにとっては地球館のほうがどちらかというと楽しめる要素が詰まっています。
チビツーにとっては実質初めてのような訪問。付き添う私も一抹の不安は隠せません。が、エスカレーター大好き♪なチビツーはエスカレーターがある限りはひとまず大人しくついてきてくれました。
地球館1階。やはり日曜の昼間とあって人が多い上に暗いので、チビツーは出たがるようになってしまいました。
なので、少し先の「系統広場」へ。
ここは生命の進化の枝分かれを「系統」として床で樹状に表現しているエリアです。床のライトが綺麗で、よく下を見て歩いていいるチビツーの視界にもカラフルな光が入りやすいので、楽しげに歩いていました。とりあえず少しは落ち着いた・・・のかな?
ね?綺麗でしょ。チビツーも楽しそうな声を出して歩いていました。
壁面に投影されたライトなども目で追っていました。もちろん内容がわかるわけではないので長居はしないのですが・・・
とはいえやはり人がごった返していたせいかあまり落ち着かず、子供たちが一番興味を持つ恐竜の化石エリアに来てみたものの・・・すでにチビツーは帰りたいモードになってしまいました(泣)。うーん、困りましたね。一旦日本館の飲食スペースに戻って機嫌取りでもしてみますかね。
時間的に小腹が空く時間でもあったので、おやつと・・・
ジュースを。以外にもこれでかなり落ち着いたようでした。
では改めて再出発!ここは生命の星・地球博物館と違ってエスカレーターが多いので、チビツーにとっては好環境。
このエスカレーター、実は内部構造がスケルトンになって見えるのです!これはなかなか面白かったですね。チビツーには何のことかサッパリだったでしょうが・・・。こういうギミックはいかにも科学博物館らしいですね。
ようやく見つけたお気に入り
さて、チビツーの思いつくままに地下に降りてきてしまいましたが、ようやくこの地下2階のフロアでお気に入りのルートを見つけたようです。
このエリアでは古代人の頭蓋骨などが陳列されていて、子供によっては結構怖がってしまうのではないかな?というような場所でしたがチビツーにそのような感覚はまだ無くスルー。
ここのスロープのようなゲートのような場所をぐるぐる歩くのがチビツーのお気に入りとなりました。
古代の海洋生物の化石標本がお出迎えです。
説明パネルがどうも気に入ったご様子。何を言っているのかも分からないかと思いますが、それでも楽しそう。まぁチビワンでもあまりよくわかっていない感じでしたが(笑)
まぁ、笑顔になってくれるならいいよね。
反対側のパネルでも。
スロープの上部は床が透けていて、その下にも化石の展示があります。
ここをチビツーは気になっているようで、ガラスの上に乗っては離れる、ということを繰り返していました。
結局、スロープ登って階段で降りて周回してスロープ登って・・・というルーティーンが出来上がり、10回以上は周回していました。orz
エスカレーターの踊り場にアンモナイト化石のギミック触ってみると・・・
生存していた当時の姿が鏡に映し出されました。これは面白いギミックですね。
さてさて、またしてもチビツーの風まかせエスカレーターツアーに付き合い、今度は最上階である3階までやってきました。100体以上の動物のはく製が一堂に会しています。
ここも床が透けている場所があるのですが、さすがにちょっと疲れてきたのかスルー。
この後はまたエスカレーターに乗り、最下層の地下3階まで行ったのですが、なぜかそこは嫌がってしまい・・・。まぁ何だかんだで結構色々回ることはできたので、今日はもう撤収することにしました。
久しぶりのチビツー膝つきポーズ(笑)。よく歩いたね。チビワンもよくチビツーのペースに付き合ってくれました。ありがとね!
振り返って
前回来館したのが二年前なので、チビツーにとっては実質初めての場所といってもいいでしょうね。なので、結構好き嫌いがハッキリしたようです。逆に言えば、の一角のようなエリアであれば「ルーティン」さえ守ればいくらでもいてくれそうな感じでした。
人が多く込み合ってザワザワいるので、箱根の「生命の星・地球博物館」のようにチビツーにとって落ち着く感じではなかったのではないかと思います。
とはいえ有り難いことに駐車料金も入館料も金銭的負担はゼロなので(まぁガソリン代と首都高代はかかりますが)、ぜひまた機会があれば来たいと思いました。