プールでもなく、じゃぶじゃぶ池でもなく、本物の川で遊んでみよう!そんな目的で、秦野市にある県立戸川公園に遊びに行ってきました。チビツーにとっては初めての自然の川。さてどんな反応を見せてくれるのでしょうか?
県立秦野戸川公園
基本情報
神奈川県秦野市にある、表丹沢の山々と秦野盆地に囲まれた自然豊かな公園です。公園の中心には丹沢の山々から湧き出る水無川が流れており、その川を跨ぐ立派な吊り橋も特徴です。キャンプ場や野球場なども併設されており、自然と接しながらも広大な敷地でゆっくりのんびりと楽しめる公園です。公式サイトはコチラ。
バリアフリー情報
公園には点在する3つの駐車場(大倉駐車場、水無川駐車場、諏訪丸駐車場)があります。手帳提示で全額または一部の駐車料金の免除があります。駐車場詳細に関してはコチラ。
暑い時期の駐車場は満車になることが多いそうで、大倉駐車場以外の2駐車場のほうが比較的停めやすい印象です。
お出かけ難易度
難易度:★★★★☆(4)
川に入る場合は、やはり自然の川が相手ですので普段以上に見守りは注意する必要があります。また、突発的な増水などの可能性もあります。お子さんは(障害を持ったお子さんであれば特に)手の届く場所にいるようにして下さい。※目の届く場所では個人的に不十分だという認識です。
辛抱の丹沢表尾根の玄関口
バスを利用する場合はこの大倉バス停が公園のすぐ目の前になります。この大倉という場所は丹沢山系登山の玄関口の一つとなっており、ここから大倉尾根(通称:バカ尾根)を登って塔ノ岳や日本百名山の一つ丹沢山、そして神奈川県最高峰である蛭ヶ岳を目指すことになります。
山好きの私にとっては、ここまで来て山を目の前にしてお預け状態ですが、ここはグッとこらえることにします。
戸川公園パークセンターは、秦野ビジターセンターを兼ねた施設にもなっています。
これが名物のつり橋。なかなか立派です。ここはオマケ程度の認識でしたが、チビワンが是非とも歩きたい!とのことでしたので、帰りに寄ってみることにしましょう。
駐車場からは結構な坂道を下っていくことになります。高低差は結構あると思うのですが、勾配は緩いのでそれほど辛くはありません。その分長いのですが・・・緩やかな下り坂と合って、チビツーはタッタタッタと小走り。渋滞の影響で2時間近く車に乗っていたので、解放感もあるのでしょう。
さて下りてきました。目の前にあるのはフワフワジャンプ。やはり子供たちには大人気です。後でここで遊ぶことにはなる・・・のかな?
フワフワジャンプの利用は小学生以下限定となっています。
※但し、幼児の介助で保護者が一緒の場合は除きます。
川辺に着きました。ある程度整備されているところはありますが、実質手つかずの自然の川。青空の下こんな自然の川であれば、私もついつい童心に戻って遊びたくなってしまいます。
最初の難関、自然の川への第一歩は・・・?
さて荷物をデポして川に行ってみましょう!素足で遊んでいる子もいましたが、自然の川なのでなるべくサンダル等を履くことをお勧めします。さらにつま先を覆うようなサンダルならベターです。チビワンが履いているクロックスでも安心ですね。
かなり戸惑い気味で、めっちゃ亀の歩み(笑)。まぁそれでも、大泣きして大騒ぎするわけでもないので上々と捉えましょう。
チビワンは早速水切りに挑戦ですが・・・ちょっと狭いですかね(笑)
ドボ!
・・・・・・。
やはり普通に歩くにはしばらく手を繋いであげないとラチがあきません・・・。
チビワンもヘルプありがとう^^
「もぐっていい?」
着替えはバッチリなのでどうぞお好きなように^^
「ほぉ~~~~♪」
プールの水よりは水温が低いので、刺激は強めです。楽しそうですが。
さっそくびっしょり(笑)
チビツーも少しずつ慣れてきたのか、浅くて流れのゆるやかな場所では一人で歩けるようになりました!
チビワンはもうあらゆる手を尽くして川遊びを楽しんでくれています。プールやじゃぶじゃぶ池では、こんなことはできませんからね。
途中にはこういった小規模な滝もあり、なかなかの水流を味わえます。
なんでしょう、この絵(笑)
チビワンはもうすっかり楽しんでますね。
川の下から吊り橋を見上げて。川を跨ぐように架かっている吊り橋なので、川の反対側の岸から登って吊り橋を歩くこともできます。
おぉ!入水後初めての笑顔を頂くことができました^^
いいカンジじゃないですか。
目線も少しずつ先を見るようになってきました。いい傾向ですね。
手をチャプンとさせて水の冷たさを感じてみたり。
いい表情ですよ。
チビツーの水中行進は続きます。
ちょっとした段差を見つけては乗ってみたり、
触ってみたり。だいぶ余裕が出てきたようです。
本日一番の笑顔!
おやつタイムと吊り橋へ
今日はテントは不要でしたが、レジャーシートを社内に置いてきてしまいました。自然の川辺ということで、おやつの椅子もワイルドに。
これは人工的に加工した巨石ですが、まるで鬼ですね。チビツーも仰ぎ見ています。
結局、川で存分に遊べたのでフワフワジャンプはキャンセル。まああの手の遊具はここでなくても遊べますからね。
帰る前に吊り橋を歩いてみましょう。
チビワンが栗のイガから栗を取り出しました。もう山の近くは秋ですね。
橋の入り口までは来た坂道をまた登り返す必要がありますが、チビツー以外にも勇ましく歩いてくれました。
では吊り橋に行ってみましょう!チビツー小走り
なかなかの高度感がありました。立派な吊り橋です。
この吊り橋は渡りきると川の反対岸へ渡ったことになりますが、そこからまた川辺まで下りると大変なので、橋を引き返すことにしたのですが、ここでチビツー拒否!どうしてもこの場所では「戻る!」ではなく「進む!」が良かったようです。
結局不快な声を上げてグズり続けるので手を取って引っ張るように戻ってきましたが・・・最後でちょっとしたアクシデントでした。orz
振り返って
やっぱり自然はいいですね。私はもちろん山好きですが、こういった川でも自然そのものに触れられる場所というのは心が躍ります。
子供たちはどんなふうに感じたのでしょうか。靴の中に砂や小石が入ってきたり、段差がって歩きにくかったり、流れが急なところや緩やかなところなど、街中のプールやじゃぶじゃぶ池では決して感じることができない不自由さを感じたと思いますが、それが自然であり、それに順応していくのが成長だと思います。子供たちにとってもちょっとした成長の種になってくれたのではないかと思います。